誰にでもミスはあるんだ
だれにでも...
なぜ詰めてくる?
別にいいじゃないか
ミスくらい
なんでミスったかって、
そんなの
業務知識がないから
うっかりしてたから
とかそのくらいじゃん?
まあ、いいや、
びすこです!!
まだぼくが24歳くらいのときの話しなんだけど、
24歳のびすこつったら、ちょうど留学帰りで「英語? しゃべれますがなにか?」的なアッダルトな雰囲気を醸し出して
もうね、なんでもできるわ、おれ。 とか真剣に考えてた世の中を知らなかった恥ずかしい24歳なんだ けどッ!!!
んでまぁ、留学から帰った時に紹介してもらった会社にね
バァーーーンって感じで入社できてね、
こうね、 バァーーーンって感じでいろいろミスって社会人としての経験値 を貯めて言ってんだけどね
ふと思いだした、モヤモヤした出来事
お客さんが使ってたサービスがある日解約されてたらしい
お客さんは自分では解約してないらしく、 それもかなり使ってるサービスだったらしいんだよね
で、
まあ、 そこら辺を管理してる入社半年くらいのぼくのとこに話しが来るわ け
「ねぇ、びすこ、解約しちゃった...?」的な感じで
こちらとしてもね、いくら新人でも解約するわけねぇだろ、 ばーーーーか!って言いたいのをこらえて
「いや...してないです」
って答えたの
でもね、なんか
「ああ!!!解約しちゃったかァッ!!!」
って、聞いてきたおっさんが言っちゃってるの。いや、 話し聞いてた?おれじゃねぇんだが?って思ったけど、
めんどくせってなってたし、おれやってないからどうでもいいわ! とか思ってたんだけどね
思い出したの
入社3か月くらいでお客さんのサービス間違えて解約しちゃってた こと
あの時、 かなり大問題になって始末書つーか改善書みたいなのを半日くらい かけて書いたりしたの思い出したの!
おおおお落ち着け、おれ、、、、 さすがに同じミス2回はくりかえさねーだろって思った
あんだけ自信満々に「してないです」 って言ったんだからしてねぇだろ!してるわけがないッ!
ってずっと心の中で思ってた、
でも、思い出してからすっげぇ動揺して、 仕事が手につかなかったから
既に読み終えたメールとか200件くらい遡ったりとかしてた
まあ、クリック&スクロールしかしてないんだけど、 それくらい動揺してた
でもおれの前の席で、先輩たちっていうか、 サポート部署がどうしよ~ とかわらわら集まってMTGしてるわけ!
もう、あのときの気まずさったら半端ないね
事件の当事者であるぼくも混じって参加すべきなんだろうけど
ひたすらメール読み返してたね
そこそこ時が経って、落ち着いてきた
まずは、同じミスを繰り返してるかどうか考えた
同じミスを繰り返すやつはゴミ、っていう感じだったからね
ちょっと考えて思いついた
まったくの同じミスでなければ、大して怒られないのでは?と、
ってことで、 そこから早かったのがもう過去に起きた過ちを解析しまくったね
で、どうやら微妙な感じで違ってたんだなこれが!
同じミスじゃないっぽいなってわかった瞬間にちょっと勇気でた! !!
んでまあ、またまた違う人にね
「お前やった?」みたいに聞かれて
「やってないっす」とか華麗にさばいてね
結局ね、
「あれだけ否定してるんだから、 サービスの受け元が間違えて解約したんじゃねぇの?」
って話しになって、
もうそこからあれよこれよと言わんばかりに不自然な点が見つかる 見つかる!
最大の不自然な点としては、
サービス解約したらこっちに確認のメールが飛んでくるわけよ!
本当に解約しますか?みたいなノリのメールが!
いっつも、うっぜぇなぁ、さっさと解約しろやカス!
とか煩わしく思ってたメールなんですけど、
それがいくら探しても出てこねぇのッ!!
もうこの時点でね
(あ、勝ったわ、おれ、やっぱおれじゃねぇわ)
とか思ってて、
このまま、なーんだ向こうのせいじゃんアハハ- でおわると思ってたらね
「一応、問合せよう...!!」 みたいなことをおっさんが言ってるわけ!!
おーい!ちょっと待てー! 問合せてもしらばっくれるに決まってんだろー!
とか思ってたのですが、
問合せしてみたら
「頂いた日付にそちらから解約処理を頂いてます。」
しらばっくれるわけ!と同時にやっぱおめぇじゃん! って感じでおれに突き刺さる視線ッ!
そこでね、おれはね、隠された刃をついに解き放ったわけよ
「でも、解約後に来るメール来てないからそっちじゃないの?」 って
もうね、明らかに動揺してた
声の質的に
セルの完全体見たベジータくらいは動揺してた、
「お、お待ちください、すぐに確認しますので!」
つって、電話切れた
やってやった感がすごかったね、あの時は、
けっこうね、ドヤ顔してた
「ってか、あれで動揺って...こいつら前科持ちっすよー!」
とか騒いでた
んでまあ、しばらくして電話来て
「やっぱこっちが解約してないです」とか言いだした
そしたら、横で聞いてたおっさんが
「あー、すいません?私、おっさんと申しますー、 お話聞いてたんですけど、"社内で徹底的に確認"しましたが
誰一人としてその日は、 貴社のポータルにすらログインしてないそうです、 貴社からの解約確認メールが来てないことがそもそも不自然なので 、お手数ですがもう一度確認お願いできますか?」
って言いだした。
やっべぇ!やるじゃん、おっさんッ!
とか横で聞いてて思ってた
"社内で徹底的に確認"してないし、実際は"徹底的におれに" 確認してたけど、まあ、許す
結局、向こうのシステムのミスで間違えて解約されちゃったっぽい
疑いが晴れてけっこう肩の荷が下りて
みんなでなーんだやっぱ向こうのミスじゃん(笑)
みたいな感じで終わったんだけどさ
おっさん、おれに謝っても良くない?
あんた、疑ってたよなァ!?
『謝ってくださいよ!なにもしてないのに、 なにかした感じですっごい気分悪かったんですけど!!!』
って言う余裕すらなく、まあいいか、いつか飲み会とかで
「あのときごめんな!ちょっと疑うようなこと言って!」
みたいな一言があると期待してた
でもね、なかった
おかしくない?おかしいよなァッ!?
ってな感じで
そこからおっさんの顔を見るたびに
いつあのこと謝るんだろーってモヤモヤーってしてたんだけどッ! !
ちょうど1年前に退職したからモヤモヤ消えてたんだけどッ!!!
ちょっと思い出したのでなんかな~って思ったので書いてみた!
おわり